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そば打ち:仲間広がれ つながる人の輪、移住住民らが「教室」
2011年2月17日
 高島市マキノ町牧野の赤代(しゃくしろ)隆司さん(61)が、そば打ち仲間を広げようと「そばっ子くらぶ」を主宰し、同町の土に学ぶ里研修センターで教室を開いている。1期生6夫婦が卒業し、今は2期生9人に3週間に1度開講。そばがつなぐ人の輪が広がっている。

 赤代さんは5年前に兵庫県宝塚市から移住。陶芸にも打ち込み、自宅工房は「自游陶房(じゆうとうぼう)」と銘打つ。そば打ちは同県三田市の「道場」で腕を磨いたという。昨年、マキノ町山中の古民家を借りてそば屋「自游庵(あん)」を開いた。3月半ばから11月まで、土日の昼前後だけ営業する。

 「そばっ子くらぶ」の1、2期生とも移住者が多い。2期生は神戸市、京都市、大阪府茨木市、同吹田市と大津市から、高島市の自然環境が気に入り、定年などを機に新生活を始めた60〜70代だ。妻が仕事を続けている1人のほか4組は夫婦で参加している。

 参加者は「今津の箱館そばが好物で」「友人を作りたくて。近所付き合いのきっかけになる」「地域に出ていこうと」などと動機を語る。赤代さんは「手打ちそばで家族や親類、知人をもてなしてほしい」と話している。連絡は赤代さん(0740・20・2120)。
毎日新聞


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