今が旬の湖西の不動産情報掲示板
みそ:棚田米使い、仕込み 次なるヒット狙い、今繁忙期
2011年1月26日
 日本の百選の一つ「畑の棚田」で知られる高島市畑で、棚田米を使って地域ブランドを目指す「畑ちゃんみそ」の仕込みが寒の今、繁忙期を迎えている。2年目の今年は昨年の2倍、2トンを仕込む予定。地元グループ「畑 夢工房」の林重明代表(43)=造園業=らは棚田米「畑ちゃん元気米」に次ぐヒット商品化を目指している。

 「畑の棚田」は、12年前にオーナー制を取り入れて京阪神など都会の住民の支持を獲得し、棚田米のコシヒカリも好評だ。棚田は標高約300〜400メートルの急傾斜地。冷たい山の水で栽培するため、昨夏の猛暑でも品質が落ちなかったという。

 メンバーは林代表と妻文世さん(44)ら5人。昨年手掛けたみそは、オーナーはじめ口コミ販売で「コクがあってまろやか」と手応えがあり、直売と高島市内4店舗で販売。今年は2年熟成みそも造ろうと、仕込みを倍増した。伝統の麹(こうじ)づくりから始め、米は昔ながらのくど(かまど)でまきの強火で一気に蒸し麹菌をかける。水は山の天然水で、大豆(県内産)と塩以外は地元産だ。

 林代表は「こだわりの畑ちゃんブランドで地域をさらに元気にしたい」と話す。「畑ちゃんみそ」は1パック500グラム入り500円(税込み)。問い合わせは林代表(090・7889・7060)。
毎日新聞


HOME
Copyright (C) 2011 Shoei Real Estate Corporation. All Rights Reserved