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古民家風スペース使って 高島の男性、展示…に開放
2010年12月19日
 自宅の土蔵や小屋を古民家風のだんらんスペースに改造している滋賀県高島市新旭町饗庭の会社員、内藤一晴さん(61)が、アート作品の展示や教室、サロンとして、無料で貸し出しを始める。

 饗庭の木津集落に代々暮らす内藤さんは、骨董(こっとう)品を集め、使うのが趣味。それが高じて2002年に土蔵を、07年には、昔は鶏舎だった小屋をそれぞれ改造した。小屋は、粗塗りの土壁、屋根、柱は業者に頼んだが、いろり、裸電球、梁(はり)の黒塗りにこだわり、自分で手掛けた。

 休憩や、友人とのだんらんの場として使ってきたが、地域のお年寄りから「サロンや手芸教室に使えるのでは」と提案を受け、貸し出しを思い立った。

 掘りごたつのある会合向きの蔵は10畳、芝生の庭に面した開放的な雰囲気の小屋は12畳。内藤さんは「アートの展示や教室に、レトロで落ち着く雰囲気が合うのでは。家族や友だちだけで使うのはもったいなく、有効に使ってほしい」と話す。期間や使い方は相談に応じるという。問い合わせは内藤さんTEL0740(25)2943。
京都新聞


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