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絵本の魅力、大人も知って 高島の女性サークル結成10年
2010年11月20日
 滋賀県高島市安曇川町の女性5人でつくるお話しサークル「すぃ〜とぽてと」が10周年を迎え、記念の「大人のためのお話し会」を21日から、同町田中のギャラリー藤乃井で開く。

■21日から 記念お話し会
 サークルは、安曇川町内の集落で文庫活動に取り組む母親たちが2000年に結成。第1日曜に安曇川図書館でお話し会を開き、小中学校でも絵本や紙芝居を披露している。5年前からは、ピアノ伴奏も取り入れた。

 今回、子どもに読書の楽しさを伝える大人世代に、絵本の世界の奥深さをあらためて感じてもらおうと企画した。お話し会は、21日の午前10時半と午後2時半、23日と25日の午後2時半から各30分間。「おおはくちょうのそら」「モチモチの木」「ひさの星」「かさじぞう」などから3〜4話、大型絵本や紙芝居、朗読を披露する。

 ギャラリーでは20日から26日まで「地球の色彩」をテーマに、安曇川高教諭中村和樹さん(56)の写真展を開催しており、空や海、建物の写真が、お話しのイメージを一層、広げる趣向だ。

 代表の矢島ますみさん(52)は「10周年を機に、さらに前を向いて挑んでいきたい。絵本も、大人には大人の感じ方、受け取り方ができる。ぜひ楽しんでほしい」と話す。
京都新聞


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