滋賀県高島市で今春発足した子どものチアリーディングチーム「トゥインクルスターズ」が11月に入り、市内のスポーツ大会や行事での出演機会が増え、地域デビューを果たしている。「地域を元気に盛り上げたい」と練習に励んでいる。
チアはNPO法人高島倶楽部が呼びかけて結成。市内の年長から小学3年までの子ども約40人が参加する。毎週土曜朝に同市の健康の森梅ノ子運動公園で練習を重ねている。5月からステップやターンなど基本的な技を身に付けてきた。
10月末に市内で行われた県の「STOP!子ども虐待」の催しに出演。11月3日には「びわこ小学生駅伝」の開会式で披露した。20日には「びわ湖大学駅伝」中継所(県立びわ湖こどもの国前)で、走者が通過する午前9時過ぎに応援する。
子どもたちは、高島の応援に力点を置き「TAKASHIMA」のカードを掲げる1曲目に続き、軽快な音楽で競技を応援する2曲目の練習を始め、熱心に学んでいる。
指導者の福島美奈さん(38)は「子どもたち自身も小学生駅伝に出て『応援』の大切さを実感してくれている。出演の機会が増え、練習で向かってくる子どもたちの目もキラキラしている。さまざまな催しで地域を盛り上げたい」と話す。 |