大津市の比良地域で豊かな自然や芸術文化に触れるイベント「かんじる比良」が30日、同地域一帯で始まった。台風の影響が心配されたが午後からは晴れ間ものぞき、家族連れが秋の比良めぐりを楽しんだ。31日まで。
比良の芸術家らでつくる「かんじる比良の会」が、地域のにぎわいづくりや創作活動の成果を発表するため2007年に始めた。
ギャラリーや飲食店など30施設がそれぞれ絵画や陶器などの作品を紹介し、手作りのパンやカレーなどでもてなした。北比良の森の家では合同の作家展があり、地域の自然をテーマにした日本画や染織作品など個性的な作品約20点が並んだ。
家族連れや子どもたちが地図を手に自転車や徒歩で一帯をめぐり、夜は尺八やギターの演奏を楽しんだ。 |