| 炭焼き窯：次世代に ５０年ぶり窯復活 |
| 2010年10月25日 |
| 高島市マキノ町野口で２４日、半世紀ぶりに炭焼き窯が復活した。３集落計３９世帯９８人、野口区の古本勇義区長（７４）が中心になり、結束して地元おこしと廃れかけた炭焼き技術の次世代継承を図った。限界集落の同区では、焼いた炭の販売や水の浄化剤としての活用なども考えている。 炭焼き窯を作る「窯打ち」にこの日、約４０人が参加した。地元でも窯打ちや炭焼き経験のある人は高齢化し少なくなった。北谷三郎さん（６８）、前川八右衛門さん（７５）、安本孫一さん（７４）らが指導。“若手”の大工、土井川光雄さん（５７）は「炭焼きは話に聞くだけで知らないので、技術を伝えていきたい」と話していた。 |
| 毎日新聞 |
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