| 浅井三姉妹、お初ゆかりの地散策 高島で観光ハイク |
| 2010年10月24日 |
| 滋賀県高島市勝野の大溝城跡など、浅井三姉妹の次女「お初」ゆかりの地をめぐるハイキングをびわ湖高島観光協会が企画し、１０月から日曜・祝日ごとに催している。徐々に参加者が増え、歴史と自然を感じられる観光コースとして親しまれている。 大溝城は１６世紀末、お初を正室に迎えた大名・京極高次が新婚の３年間を過ごした。ハイキングはＪＲ西日本と県の主催。 県内や京都からの観光客が参加し、高島町観光ボランティア協会のガイドの案内で、大溝城跡や、城に接する内湖の乙女ケ池、武士と町人の住む区域の境目だった陣屋の総門、明智光秀の都市計画で造られた水路のある町並みを訪ねている。 参加者は、一帯が古代に壬申の乱と恵美押勝の乱の戦場だったことや万葉集に７首の歌が収められていることを学び、池や山ろくの自然も満喫している。 ガイドの岡村志朗さん（７４）は「高島は、派手ではないが歴史のポイントで重要な役割を果たしてきた土地。多くの人に訪ねてほしい」と話す。 １１月１４日までの日祝日と、来年３月１３、２０、２７日に行う。午前１０時にＪＲ近江高島駅集合。参加無料。問い合わせは観光協会高島支所ＴＥＬ０７４０（３６）８１３５。 |
| 京都新聞 |
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