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高島市と吹田市、初の産業経済交流
2010年10月15日
 滋賀県高島市と大阪府吹田市による初めての「産業経済交流会」が14日、高島市今津町のホテルで開かれた。西川喜代治高島市長や寺西重博吹田商工会議所会頭ら行政・経済界のトップ会談があり、高島の農産物を吹田の消費者にアピールする仕組みづくりを検討することで意見が一致した。

 吹田市少年自然の家が今津町にある縁で、両市は2005年にフレンドシップ交流を結び、文化・スポーツ交流を始めた。7月からは吹田市北千里で月1回「びわこ高島産直市」を出店している。

 会談で、西川市長は「高島には良いアイデアの特産品が多いが、発信力が弱い。地産地消にとどまらず、顧客や販売ルートを広げるため都会に攻める『地産外商』を進めたい」と述べ、無農薬米や綿織物、地酒などの特産品を紹介した。

 寺西会頭も「吹田の商店街は活性化が課題になっている。高島の無農薬米、木の家づくりなどは消費者のニーズにきっと合う。産直市の人気をどう全市的に広げていくか、タイムリーなサービス、商品として融合させたい」と意気投合した。交流会には、両市の商工業者や経済団体の役員、市職員ら合わせて約80人が参加し、懇親を深めた。
京都新聞


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