滋賀県高島市マキノ町のマキノ西小で6日、プロの女声合唱団「東京レディース・シンガーズ」と全校児童が一緒に「ドレミの歌」を合唱する公演が行われた。
文化庁の「子どものための優れた舞台芸術体験事業」の一環。合唱団員4人が先月末、同校を訪ねて、全校児童72人に歌い方や振り付けを指導した。児童らはその後、練習を重ねてきた。
この日は、マキノ北小の全校児童23人も合唱に参加。住民や保護者が聴きに訪れた。
合唱団の18人が、日本の四季を表した「花」や「村祭」の合唱、独唱部分がある「アメイジング・グレイス」などを披露。続いて、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の筋書きに合わせて挿入歌を歌った。「ドレミの歌」の部分では、児童らが会場の体育館いっぱいに広がり、団員と一緒に体を揺らし、笑顔で合唱を楽しんだ。
児童らは歌を満喫した様子で、マキノ西小6年の垣貫康司君(12)は「ドレミの歌は、練習の時より上手にできた。合唱団の人たちは歌声もハーモニーもきれいで感動した」と話していた。 |