高島市農業公園・マキノピックランド産のサクランボが16日、旬の地産食材として同市マキノ町内の5小中学校の給食に初めて出された。同園は春の雪や低温など天候不順に悩まされ、サクランボ狩りが大幅にずれ込んだが、15日には団体観光客が大阪から訪れ、復調を期待している。
同園やマキノ学校給食センターによると、地元の果物を子どもたちに味わってもらおうとセンターが相談し、特別価格でのデザートが実現。この日は高砂、ナポレオン、佐藤錦など甘果桜桃種の大粒約11キロが使われた。小学生は1人2粒、中学生は3粒だったが、マキノ西小児童は「おいしい」と笑顔をみせていた。
甘果桜桃種のサクランボ狩りは20日ごろまで1人1000円で1パック(約150グラム)の収穫が楽しめる。その後はアメリカンチェリーの旬に。30分食べ放題で中学生以上1500円、小学生1000円でともに土産付き(3歳からの幼児は600円、土産なし)。問い合わせは同園(0740・27・1811、水曜休園)。 |