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琵琶湖を囲む森で癒やしを 県など森林浴で観光振興へ
2010年5月3日
 滋賀県旅行業協会と県は、リラックスなどの効果がある森林浴に着目した観光振興に乗り出す。ガイド養成やルート設定などで琵琶湖を囲む滋賀の山並みを生かした新たな観光誘客につなげる。

 ■ガイド養成やルート設定へ
 県と同協会は自然や温泉、体に優しい料理などで健康増進につなげる観光形態「ヘルスツーリズム」に着目。中でも自然豊かな県の特性を生かした森の散策に力を入れる。

 ストレスの減少など森林浴の医学的効果や森の植物、歩き方に詳しいガイドを育てるほか、森散策のルート設定や健康効果の測定をセットにしたモニターツアーを行う予定。

 県観光交流局は「観光振興だけでなく交流による地域活性化や、木材の供給源だけでない森の新たな活用になる」と期待する。

 6月に森林療法や植物の専門家、医師らを講師に招いたガイド養成講座を4回開く。定員50人で、すべての講座の受講者には修了書を発行し、旅行業協会がガイドとして登録する。1回につき、500円の参加料が必要。申し込みは5月24日まで。同協会ヘルスツーリズム事務局TEL0749(68)2888。
京都新聞


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