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サイエンスパークに競走馬育成施設 大津市ら3者協定、開発着手へ
2010年4月6日
 大津市伊香立の「びわこサイエンスパーク」で事業未着手だった開発エリア約71ヘクタールについて、開発を担当する民間企業と市、土地を企業に売却する独立行政法人「都市再生機構」(UR)の3者が6日、競走馬育成施設などの整備事業着手に向けた協定を結んだ。

 市役所で協定調印式が行われ、3者の関係者が出席した。開発を担う民間企業「里山郷働」の後藤繁樹社長が「競走馬施設を中心に、環境と福祉、観光をテーマとして整備し、地域活性化と雇用創出につなげたい」とあいさつ。井上俊生副市長も「事業が市北部地域の活性化の核となると期待している」と述べた。

 計画では、URから売却される土地と民有地を含めた約71ヘクタールで、競走馬育成施設を中核施設として建設し、その後、乗馬クラブが入る観光牧場や老人保健施設を整備する。後藤社長によると、競走馬育成施設は2012年度に200頭の飼育規模でスタートさせる方針。今後10年程度ですべての施設整備を終えたいとしている。
京都新聞


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