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散策会:セピア色の風景を見つけに… 海津の魅力再発見
2010年3月11日
 港町の面影を伝える高島市マキノ町海津の魅力を再発見しようと、地元住民でつくる海津西浜知内地域文化的景観まちづくり協議会(小多明会長)は13日、散策会「セピア色の風景を見つけに…海津町歩き」を実施する。往時の街並みの写真を配り、現在の場所を探し歩く。

 一帯は琵琶湖岸に江戸時代の石積み護岸が残り、「高島市海津・西浜・知内の水辺景観」として08年、文化財保護法に基づく全国5番目の重要文化的景観に選定された。この時できたまちづくり協議会広報担当の設計・建築業、本田明さん(53)らが中心になり、先月から「いしづみ便り」の発行を始め、散策会も企画した。

 水辺には長さ1・2キロに及ぶ石積みのほか伝統の湖水利用足場「橋板」、海津の生活水共同利用場「イケ」、通りから湖岸への通路「ヅシ」などがある。当日は県立大人間文化学部長、濱崎一志教授と写真愛好家の中川泰夫・元マキノ東小校長がガイドを務める。

 誰でも参加でき、無料。希望者は事前に本田さんに連絡を(0740・27・0062、info@hondakenchiku.com)。
毎日新聞


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