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伝統音楽・中学理科 生徒ら学ぶ 高島と栗東でわくわく体験授業
2010年1月30日
 ■湖西中 雅楽鑑賞、楽器に触れる

 日本の伝統音楽である雅楽に触れようと、滋賀県高島市新旭町の湖西中で29日、鑑賞会が開かれた。

 明治時代から同町深溝で活動してきた「深溝楽人饗信社(がくじんあいしんしゃ)」(石田哲楽長)のメンバー6人が笙(しょう)や篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)などの楽器のいわれや、仕組みなどを説明したあと、「越殿楽(えてんらく)」「音取(ねとり)」など計3曲を披露した。

 生徒らは、日本古来の楽器が奏でる調べに、じっくりと聞き入っていた。演奏のあと、楽人の衣装である狩ぎぬやえぼしを身につけたり、楽器を鳴らしてみたりしながら、日本古来の文化を体感していた。


 ■葉山中 葉山東小6年生が超電導の実験に挑戦

 今春に中学校入学を控える滋賀県栗東市の葉山東小の6年生約30人が29日、近くの葉山中を訪れ一足早く中学校の授業を体験した。

 小中連携事業の一環で、児童に中学校の学習内容と雰囲気を味わってもらおうと、初めて実施した。子どもの理科離れが問題視されているため、授業科目には理科を選んだ。

 授業では、児童らが同中の理科教師から超電導磁石やそれを利用して走るリニアモーターカーの仕組みを学んだ後、実験に挑戦。

 磁石や乾電池、アルミパイプを組み合わせてリニアモーターカーに見立てた装置を手作りし、超電導現象でパイプが転がると、歓声を上げて不思議そうに見入っていた。
京都新聞


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