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春を告げにザゼンソウ開花 高島の湿地で
2010年1月29日
 平地としては国内最南端のザゼンソウ群生地として知られる滋賀県高島市今津町弘川の湿地で、開花が始まった。

 ザゼンソウはサトイモ科の多年草。花が座禅を組む僧侶の姿に似ていることから、名が付いた。開花の際に約25度の熱を発して雪を解かし、白い雪面にいち早く顔を出すため、春を告げる花として知られている。

 約5千平方メートルの同湿地には2、3千株が群生。近隣の住民らがボランティアで手入れを行っている。

 今年は雪が少なく、開花する前に雪が解けたが、赤紫と黄色に彩られた小さな花が訪れた観光客や写真愛好家らを楽しませている。びわ湖高島観光協会今津支所によると、見ごろは2月中旬から3月上旬になりそうという。
京都新聞


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