高島市マキノ町の同市農業公園マキノピックランドが想定外の子ヒツジ誕生に驚いている。広大なクリ園に囲いを作って観光用に約30頭のヒツジを飼育しているが、12月中旬、近隣の人の知らせで3匹のベビー誕生に気付いたという。
ピックランドでは、真冬は母乳で、春先からは園内の草で飼育するため1〜2月の出産を狙い、普段は別居の雌雄を計画的に同居させている。しかし、どこかで“計算外”の事態があったらしい。3匹は双子のマナブ(雄)、サチコ(雌)と、ヒロミン(雌)と命名された。2頭の母親に寄り添ってお乳を飲んだりはね回ったりして元気いっぱいだ。
担当者によると、春先にもまたオメデタが想定されているという。母子2組はセンターハウス北側のグラウンドゴルフ場の一角に囲われ、自由に見ることができる。 |