高島市安曇川町北船木に工房を構える柿渋手描き染めの世界的作家、山本玄匠(げんしょう)さん(70)が、同町の安曇川ふれあいセンターで開かれている障害者の作品展「KOSEI輝く芸術祭」(実行委主催)への来場を呼び掛けている。
同芸術祭は同市在住の障害者らの工芸品や絵画などをロビーに展示。山本さんは数年前に脳卒中で体の一部が不自由になったが、制作がリハビリになり、新たなデザインの柿渋染めを生み出した。国内外に出展し「玄匠」ブランドは海外からも引き合いがある。
山本さんは「おしゃべりなどで楽しいひとときを過ごしましょう」と話し、6日も午前9時半〜午後3時半ごろまで会場で待ち受ける。同展は7日まで。入場無料。 |