ふわり、湖上トリップ−−。28日、熱気球愛好グループによる琵琶湖横断レースが行われた。高島市安曇川町の近江白浜湖岸を出発した26機が、南東対岸の東近江市〜安土町まで約20キロの距離を約30分で飛行した。
日本気球連盟公認レース。全国各地で行われるレースのうち湖上飛行は珍しいといい、関西を中心に全国から参加があった。近江白浜湖岸の砂浜には、まだ暗いうちからチームが集合。北西寄りの風具合もよく、午前6時半ごろからバルーンに風を送ってふくらませ、ガスボンベで熱炎を噴射。同50分ごろから湖上へと次々に離陸した。
熱気球の飛行方向は風任せ。狙いの風をつかむため、高度を調整しながら飛行した。風の条件がよければ、29日もレースが行われる。 |