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朽木村史:歴史残そう 刊行、予約受け付け中
2009年11月11日
 高島市教委朽木村史編さん室は初の「朽木村史」を来年2月に刊行する運びとなり、特別価格の予約受け付けを始めた。旧朽木村は、6町村合併による高島市誕生(05年1月)でなくなったが、編集から印刷までの製作費計5500万円を旧村時代に計上して新市に引き継いだ。編集・執筆も主に地元関係者が担い、朽木の心意気が6年がかりで実る。

 村史はA4判で通史編と資料編の2冊。写真とイラスト、図が約6割を占め、オールカラーのビジュアルな作り。文章は、中学生が郷土学習に使うことも念頭にルビを多用するなど読みやすい編集になっている。編さん委員長は旧朽木村最後の村長、玉垣勝さん(73)=高島市朽木村井。執筆は地元の小中学校教員や市教委職員らが務めた。玉垣さんは「なくなる朽木村を村史として残したかった」と話している。

 2冊セットで定価5000円だが、12月末までの予約価格は4000円。09年度内は高島市民限定3000円で販売する。通史編のみは2500円。2000部印刷予定。問い合わせ・予約申し込みは編さん室(0740・38・2324)。市役所本庁や各支所でも受け付ける。
毎日新聞


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