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高島・針江地区のわき水利用に感動 韓国の議員経験者ら視察
2009年11月7日
 わき水を利用するなど琵琶湖との共生を図る滋賀県高島市新旭町針江の暮らしを知ろうと、韓国の国会議員経験者らの視察団が6日、同市を訪れ、わき水を引き入れた炊事場の川端(かばた)などを見学した。

 韓国の前国会議員諸淙吉(チェチョンギル)さんや成均館大環境デザイン学科の閔丙根(ミンビョングン)教授ら計14人が、針江の環境保全に取り組む「針江生水の郷委員会」の山川悟会長から説明を受け、川端や集落を流れる水路などを見て回った。

 山川さんは「川端には地下約20メートルからわく水を引いている。ここで野菜や鍋を洗う。鍋の残飯をコイが食べ、きれいな水が琵琶湖に帰る」と説明。

 諸さんは「感動的だ。こういう里を参考に韓国のまちづくりを進めたい」と、水や生き物を大切にする暮らしぶりに感心した様子だった。

 一行は、日本の景観や環境対策などを視察する目的で、今月4日から8日までの日程で来日。高島市のほか既に金沢市内の伝統的町並みを視察。大阪市此花区舞洲のゴミ焼却施設を訪れる予定。
京都新聞


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