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雲海のベール、紅葉と山々に 高島・朽木小入谷
2009年11月4日
 滋賀と福井の県境にある高島市朽木小入(おにゅう)谷で4日朝、厳しい冷え込みの中で幻想的な雲海が現れ、地元や京都、大阪などから訪れた30人ほどの写真愛好家を喜ばせた。

 小入峠(標高820メートル)のある林道小入谷線は、若狭湾と京都を結ぶ鯖街道の一つ。今も未舗装路のままで往年の雰囲気を残している。雲海は、冷え込みが厳しくなる10月下旬以降、無風で放射冷却現象が起こる晴れの日の朝に見られることが多い。前日に雨が降って湿度が上がると、より規模が大きくなるという。

 この日、午前6時半ごろに太陽が姿を見せると、白い雲海が次第にオレンジ色に染まり、ピークを迎えた紅葉と、島のように浮かぶ山が墨絵のような世界を描いた。
京都新聞


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