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ちゃりんこプレゼン:世界の貧困に関心を 高島→近畿横断、各地で募金やPR
2009年9月6日
 ◇高島→自転車で近畿横断340キロ→西宮
 ◇関学大有志が企画、あす高島をスタート

 海外の貧困問題への関心を深めてもらおうと、関西学院大学の国際ボランティア団体の学生らが7日、自転車で近畿を横断し高校での講演や募金活動を行う「ちゃりんこプレゼン2009」を高島市からスタートさせる。ゴールの兵庫県西宮市まで約340キロ以上の過酷な道のり。学生たちは「若い世代が海外の貧困地域の現状を知るきっかけを作りたい」と意気込んでいる。

 企画したのは、同大のサークル「関西学院上ケ原ハビタット」の約40人。フィリピンやタイなど発展途上国の貧困地域を訪問し、家屋建設の手伝いや、子どもたちとの交流といった活動を続けている。自転車横断企画は「現地で学んだことを1人でも多くの人に伝えたい」と、03年から隔年で開催している。

 滋賀県を走行ルートに含むのは今回が初めて。7日に高島市を出発後、琵琶湖の清掃活動に参加。8日に長浜高を訪れ、9日にはJR南草津駅前で街頭募金を呼び掛ける。

 長浜高では、生徒会や「ボランティア部」の生徒ら約50人に、先月訪れたフィリピンの孤児院の様子を説明するほか、一緒に地域の清掃活動も行う予定。サークル代表の文学部3年、辻本友紀子さん(20)は「私たちの体験を通じて、高校生の視野を広げ、勇気を持って一歩踏み出せば新しい世界が見えることを伝えたい」と話している。

 一行は京都や大阪、兵庫でも活動し、17日に西宮市に到達する予定。
毎日新聞


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