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「かんけり」や「源平合戦」昔の遊び伝える 高島の男性が冊子
2009年8月15日
 昔から伝わる子どもの遊びをまとめた冊子「あそびのふるさと」(B5判、35ページ)を滋賀県高島市マキノ町石庭の野崎庄平さん(85)が書き上げた。

 野崎さんは、マキノ町内の小学生に昔の暮らしや遊びを教え高島森林体験学校の講師も務めている。子どものころ自然の中で遊んだ思いを残しておこうと3年前から書き留め、昨年12月に冊子を完成させた。

 さらに今年2月に増ページして再版した。子どもや遊び道具のかわいいイラストは野崎さんのオリジナルに「くつきの森」職員の加藤みゆきさん(35)=同市朽木=のものを加えた。

 「かんけり」や「源平合戦」「けんぱ」「地面取り」など24種類の遊びのやり方と竹トンボや竹馬など五つの遊び道具の作り方、「ふるさと」などの歌も紹介されている。

 野崎さんは「無邪気に遊んだ心に残る思いを書き留めたかった。活用してもらえればありがたい」と話している。1冊350円。マキノピックランドで販売している。
京都新聞


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