| コンサート：高島市内の４児童合唱団、関西フィルと夢の共演−来月９日 |
| 2009年7月24日 |
| 高島市の四つの児童合唱団（計約８０人）が来月９日、同市民会館で関西フィルハーモニー管弦楽団と共演する。県内３市で開催される同フィルのリラックスコンサートのうち高島公演に組み込まれた。「クラシック音楽を身近に。コンサートの敷居を低く」と地方公演に取り組む同フィル主席指揮者の藤岡幸夫さんが２１日夕、同市民会館を訪れてリハーサルを行い、約１時間半、児童らに歌い方を指導した。 関西フィルは毎年、リラックスコンサートを開催。高島公演ではこれまで、地元の学生や市民らのブラスバンドと共演するプログラムを組んできた。同市では合唱が盛んなこともあり、主催する市やしがぎん経済文化センターらとの協議で、初めて児童合唱団を登場させることになった。 大指揮者の一流楽団と一緒に舞台に立つのは、今津少年少女合唱団▽安曇川児童合唱団▽高島少年少女合唱団▽マキノ少年少女合唱団。団員の多くは小中学生で、演目には「ふるさとの四季」が選ばれた。これは「ふるさと」「我は海の子」「村まつり」「冬げしき」などの唱歌メドレーで、フルオーケストラの伴奏となる。 この日、初めて児童らと対面した藤岡さんは「客席に届くように大きく声を出して」「発音をしっかり」などと指導し、ポイントは何度も繰り返して練習した。藤岡・主席指揮者のリハーサルは来月３日にもう一度行われる。 |
| 毎日新聞 |
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