滋賀県高島市の県立朽木いきものふれあいの里は、8月30日までカブトとクワガタの昆虫標本作り体験を実施している。予約すれば、小学校低学年でも体験できる。夏休みの宿題に悩んでいる親子に喜ばれそうだ。
同里では、用意されたカブトとクワガタで標本作りを行う。専用ピンを使って、触覚や足などを左右対象に丁寧に延ばす作業をする。標本作りの意義や基本、道具などの説明を入れ1時間程度。根気がいる作業のため、遊び半分ではできない。作り手次第できれいな昆虫標本ができるが、初心者には難しい、という。熟練者ならチョウに変更することもできる。
指導する同里の青木繁館長(56)は「あくまで勉強。初めは失敗の連続になるが道具は簡単にそろうので家で続けて欲しい」と話している。
1人から20人まで対応できる。料金は1000円。子どもだけの参加は不可。同里TEL0740(38)3110。 |