高島市安曇川町の青柳小に1日、琵琶湖博物館の展示物を収める「学校サテライト博物館」が開館した。空き教室を利用して2年間開設され、琵琶湖の自然に興味をもってもらえるよう役立てる。
学校サテライトは同館が2006年から始め、県内で4校目。床一面に琵琶湖を中央にした航空写真を敷き、地形が分かるようにした。触れることができるビワマスやギギのレプリカや、化石標本、説明パネルなど40種の展示物がある。
この日は全児童201人が学年ごとに見学、「めちゃリアル」と喜んでいた。6年生、馬場楓人(ふうと)君は「楽しみに待っていた。魚が好きだ」。地村卓校長は「週1回、見られるようにしたい。講師の派遣も受け、学習に生かしたい」と話していた。 |