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苗植え:多目的グラウンドを芝生化へ−−大津・北比良のホリデーアフタヌーン
2009年6月24日
 大津市北比良の民間レジャー施設「ホリデーアフタヌーン」で6月上旬、土の多目的グラウンドを芝生化するため「ポット苗」の移植作業が行われた。グラウンドを利用する同市内のサッカーチーム「S.F.C.」(松井光雄代表)の子どもたちや保護者ら計約100人が取り組み、“緑のじゅうたん”の上でプレーできる期待に胸を膨らませながら、苗を一株一株、丁寧に植えていった。8月ごろにはグラウンド一面が緑に覆われるという。

 ポット苗による芝生化は鳥取市内のNPO法人「グリーンスポーツ鳥取」(ニール・スミス代表)が提唱し、「鳥取方式」と呼ばれる。小型ポットで45日間程育てた苗を田植えの感覚で移植すると、2、3カ月で緑のピッチに。短期間で芝生化できると評判で、全国的にも浸透してきている。

 「ホリデーアフタヌーン」は4月中旬から苗を育て始め、この日までに計1万株を育成。グラウンドの広さは2500平方メートルで、子どもたちは約2時間、小さく掘った穴に苗を植える作業を繰り返した。

 プロ選手になることを夢見るサッカー少年にとって芝生でプレーすることはあこがれの一つ。5年生の元村悠翔(はるか)君(10)は「芝生でプレーしたことはあまりないけど、完成したらいっぱいできる。すごく楽しみ」と目を輝かせる。6年生の本田光貴君(11)は「土だと思い切りプレーできないこともあるけど、芝生なら転ぶことも怖くない」と張り切っている。

 県内では、他にも14カ所で芝生化に取り組んでいる。
毎日新聞


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