| 桜美林学園創設・故清水安三氏を学ぶ 高島の偉人、湖西中生が講座 |
| 2009年6月24日 |
| 高島市新旭町の湖西中で２２、２３の両日、１年生１２５人が４学級ごとに、道徳特別講座で郷土の偉人の偉業を学び、自らの生き方を考えた。 道徳特別講座は同中が４年前に全学年で始め、昨年度からは１年が年間を通じて学習している。１学期は、旧新旭町出身で桜美林学園（東京都）を創設した故清水安三氏（１８９１〜１９８８）を取り上げた。 今年３回目の講座で生徒たちは、石田弘子・市文化財保護審議委員から説明を受けながら、中学から３００メートル離れた清水氏の生誕地を示す石碑や市役所の敷地にある胸像などを見て回った。 清水氏が江戸初期の儒学者、中江藤樹を知って人のために尽くすことを学んだり、キリスト教の宣教師として訪れた中国で貧しい農民の子どもに読み書きや技術を身につけさせる崇貞女子学園を創設、敗戦で帰国するまで３０年間携わったことなどを聞いた。 |
| 京都新聞 |
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