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“アドベリー”みずみずしく 高島で収穫始まる
2009年6月16日
 国内で唯一のボイズンベリー(地元愛称はアドベリー)の産地・滋賀県高島市安曇川町で、収穫が始まった。この時期だけ、みずみずしい生の味が楽しめる。

 アドベリーはキイチゴの一種で、欧米では健康食品として人気がある。日持ちがしないため、主にジャムやジュース、和洋菓子などの材料に利用されている。

 雨に弱く日本では、栽培が難しいが、旧安曇川町で2003年10月にアドベリー生産協議会(梅村勝久会長、8戸)を結成、ニュージーランドの農業団体から指導と個数管理された株を譲り受けた。栽培面積は1・5ヘクタールで2000株以上ある。昨年は4・6トンを出荷した。収穫は7月上旬まで続く。

 栽培を続けている福井俊一さん(71)は「今年は昨年より2日早い14日から収穫できた。甘みは付いている」と話している。21日午前9時からは道の駅「藤樹の里あどがわ」でアドベリー収穫祭がある。
京都新聞


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