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動作“日本で一番スロー” 高島 御剣振り「捧剣の式」
2009年5月14日
 「日本で1番、古式的でゆっくりしている」と氏子たちが誇りにしている御剣振(おたちふ)り「捧剣(ぼうけん)の式」がこのほど、滋賀県高島市安曇川町三尾里の箕島神社の寅祭で披露された。

 御剣振り「捧剣の式」は当番町と翌年の当番町の羽織袴(はかま)姿の警護役2人が神官などから御剣(長さ2メートル)を受け取り、太刀振りし、返す。一連の動作の中で、警護役は、袍衣烏帽子(ほういえぼし)の長袖姿や大小刀を帯刀した裃(かみしも)姿の別の警護役8人が地面に座り頭をたれている頭上を、御剣を持って砂の上を少しずつすり足で歩く。

 これらの動作は、スローなほど良く、1時間ほどかけて行っている。今年は3日に行われた。

 三尾里区長の土井良太郎さん(59)は「派手さはないが、日本で1番スローな祭りだと思う」と話していた。
京都新聞


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