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ネコ似、かわいく「ざぜんくん」 高島の女性が描く絵本発行
2009年3月28日
 ザゼンソウの平地では国内最南端の群生地として知られ、多くの観光客が訪れる滋賀県高島市今津町。そのザゼンソウをかわいいキャラクターにした絵本「ざぜんくん」第1話(B6判、10ページ)を地元の印刷会社が3月に発行。今津のゆるキャラとし活躍できればと期待も大きい。

 描いたのは、イラストレーターを目指す同市新旭町の家事手伝い・米川真理江さん(27)。ざぜんくんは子ども。ザゼンソウの由来になったお坊さんの袈裟(けさ)をイメージした。花の中のとげとげしい感じを頭の両端に耳のように表現し、ネコに似せた。両親やあゆ太郎も登場する。

 米川さんは2000年に京都市から染色作家の父の引っ越しに伴い移り住み、大阪市内の専門学校でイラストを学んだ。今は毎月1、2回講談社などのコンテストに作品を投稿し、何度も入選している。米川さんは「かわいくて親しみを持ってもらえるように描いた」と話す。

 絵本の話を考え、絵を依頼したのが三田村印刷の社員・中島和彦さん(48)。粗筋は、ざぜんくんが今津から外の世界を見るために旅立ち琵琶湖の美しさを知る。「ざぜんくんを世に出したかった。ゆるキャラとして観光協力できるようになれば」と話す。350円(送料別)。三田村印刷・TEL0740(22)0066。
京都新聞


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