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滋賀県は転入超過、近畿地方で唯一 全国6番目の2875人
2009年3月12日
 このほど、総務省統計局より「住民基本台帳人口移動報告」が発表された。これによると、2008年の都道府県間移動者数は25万853人(前年比7万1005人減少)で、13年連続の減少となった。

 転出入の状況を都道府県別にみると、「転入超過」となったのはわずか6都県で、東京都が前年比1万1500人減少したものの8万3000人と最も多く、神奈川県(2万9646人)、千葉県(2万4178人)と続いた。

 滋賀県は6番目で2875人(前年比155人減少)となり、減少幅もマイナス5・1%にとどまった。近畿地方では滋賀県以外のすべてで「転出超過」となった。

 また、今年1月の移動者数は転出が1705人、転入が1850人で、転入してきた都道府県をみると、京都府(506人)、大阪府(299人)、兵庫県(128人)、愛知県(73人)となっており、近隣府県からの転入が多くなっている。

 滋賀県は近畿圏と中部圏の中間地点に位置し、交通の利便性も高い。また、琵琶湖などの自然が豊かなことも住環境の良さの一因といえる。今後も、自然と調和した魅力的なまちづくりや居住環境の整備が進み、転入者の定着化による地域経済の活性化に期待したい。
中日新聞


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