地域の雇用を掘り起こそうと農家民宿開業講座が26日、滋賀県高島市新旭町の高島地域地場産業振興センターで開かれ、受講生15人が熱心に聞き入った。
高島市地域雇用創造協議会の主催で2回シリーズ。市内には昭和初期からスキー客の民宿があり、現在は小中学校の教育体験やスポーツ合宿を中心に利用されている。
講師は、都市農村交流活性化機構の吉岡靖二次長が行い、農家民宿の開業には法律、資金、サービス、人柄の4つのハードルがあると指摘。訪れる人が求める順位は、(1)農村の風景(2)体験(3)郷土料理(4)直売所で、「はじめから農家民宿に泊まりたい人はほとんどいない。いかに一緒に充実させるかだ」と話した。3月3日は、開業の夢を実現させた農家民宿の体験談を聞く。 |