今が旬の湖西の不動産情報掲示板
珍鳥クロヅル飛来 西浅井の田に 県内で初確認
2009年2月2日
 滋賀県西浅井町塩津浜の田んぼで、珍鳥のクロヅル1羽が飛来しているのが県内で初めて確認された。湖北野鳥センター(湖北町)によると、全国的にも確認例が少なく、琵琶湖で冬を越すのは非常に珍しいという。

 クロヅルは、明るめの灰色の羽毛で、首回りの黒い模様が特徴。ユーラシア大陸に広く分布し、国内では鹿児島県出水市にナベヅルやマナヅルの群れに交じって飛来するが、確認されるのは数羽程度という。

 1月中旬に「珍しいツルを見た」と県内の愛鳥家からセンターに連絡があった。職員が確認したところ、体長1メートルほどの幼鳥とみられ、田や湖岸でエサをついばんだり、羽を休めたりしているという。

 群れからはぐれて迷い込んだ可能性が高いといい、野鳥センターは「ツルを驚かすような行為はせず、静かに見守って」と呼びかけている。
京都新聞


HOME
Copyright (C) 2008 Shoei Real Estate Corporation. All Rights Reserved