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情景魅力「今津讃山」CDに 高島のグループ、合唱曲制作
2008年12月22日
 滋賀県高島市のボランティアグループ「髭(ひげ)ふくろうの会」が、中央分水嶺を歩く、同市の高島トレイルの素晴らしさを紹介するCDシングル「今津讃山(さんさん)」を制作した。今津ルートの風景を歌った第1弾で、夏までに朽木ルート、マキノルートのCDも制作の予定。

 作詞は、今津山上会の春山太郎さん(69)=同市今津町。10年前から地元の山を歩き、きれいな場所を書きとどめ写真を撮ってきた。今秋、個条書きにしていたものを情景を頭に浮かべながらまとめた。「曲がつけば」と写真仲間に相談、音楽を通して活動する「髭ふくろうの会」を知った。

 作曲は同会のメンバーで、京都音頭をつくった作曲家立木良介さん(64)=同市朽木。11月に詞を見て「気に入った。詞がメロディーを発する。5分で作曲できた」といい、なじみやすい歌に仕上がった。

 歌詞は3番まであり、1番は「武奈(ぶな)に三重(さんじょう) 大御影(おおみかげ) 連なる 中央分水嶺 山を彩る 花々の 尾根より望む 絶景は 東に沈影(ちえい) 竹生島 西に夕日の若狭湾」。

 髭ふくろうの会の8人で収録した。木下源也さん(55)=同市新旭町=は「初めての合唱の曲。すぐに覚えられた」とほれこむ。ジャケットは春山さんが撮った武奈ケ獄のブナ林など、歌に出て来る6カ所の写真から選べるようにする。定価1000円(うち200円は高島市に寄付)。問い合わせは立木さんTEL0740(38)2304。
京都新聞


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