| 湖の水鳥 息遣い伝える９０点 高島の細密画家、琵琶博で作品展 |
| 2008年12月12日 |
| 草津市の琵琶湖博物館は１３日から、琵琶湖の水鳥を描いた細密画家の今森洋輔さん(４６)＝高島市在住＝の作品約９０点を集めたギャラリー展示「細密画で見る琵琶湖の水鳥たち」を開催する。 今森さんは大津市出身。高校卒業後、東京でイラストレーターとして活躍したが、琵琶湖の生き物や自然の奥深さに気付き、「生涯のテーマにしよう」と約１５年前に帰郷。 以来、琵琶湖の水鳥や魚を題材に、色鉛筆や鉛筆、アクリル絵の具で細部までリアルに描写する独特の細密画を描いてきた。成安造形大（大津市）の非常勤講師も務める。 展示するのは最近６年間に描いた水鳥シリーズの原画。今森さんは「水鳥の生態だけでなく、生命や自然の大切さも感じてもらえれば」と話す。 展示は来年２月１５日まで（月曜、２５日−来年１月２日は休館）。来年１月１１日と１８日には今森さんによる絵画教室（事前申し込み）を開く。土日曜と祝日には水鳥の塗り絵体験もある。博物館の入館料が必要。問い合わせは同館ＴＥＬ０７７(５６８)４８１１。 |
| 京都新聞 |
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