高島市今津町の箱館山ろくで栽培されている特産の「箱館そば」をPRする「そばフェスティバル」が23日、同町日置前の今津総合運動公園で開かれた。恒例のそばの「早食い大会」などが企画され、家族連れら約3000人が、収穫されたばかりの新そばを味わった。
市や地元の農協などでつくる実行委が97年から毎年開き、今年で12回目。そばは、同町三谷地区の農家らが計約7ヘクタールで栽培し、豊かな香りと素朴な味わいで人気がある。
会場には、新そばを提供するブースが設けられ、家族連れらの長い列ができた。大人は300グラム(2・5人前)、子どもは200グラム(1・5人前)を食べる早食い大会には、計50人が参加。次々にそばをのみ込み、大人の優勝者は20秒を切る速さで食べ切って会場を驚かせていた。
地元のそば店関係者は「豊作で味も良い」と今年のそばに太鼓判を押していた。 |