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JR西日本:湖西線・比良―近江舞子駅間、防風さくが完成
2008年11月20日
 JR西日本は19日、湖西線の比良―近江舞子駅間で工事を進めていた防風さくが完成したため、来月1日から強風による運転規制を見直すと発表した。「比良おろし」による運休や遅れが大幅に減る見通し。

 さくは鋼製で高さ約2メートル。両駅間2・9キロの山側(北西側)に連続して設置。さくの表面には多数の穴があり、線路に吹きつける風の6割をさえぎり、4割を通す仕組み。

 現在、両駅間では風速25メートルで運転を見合わせているが、さくが風を弱めるため、来月からは基準を「同30メートル」に引き上げる。これにより、湖西線の運転見合わせ時間の合計は、年間約50時間から同約20時間に大幅に短縮できるという。

 一方、同社は同日、湖西線の強風を利用し、試行的に風力発電を行うと発表した。近江舞子駅ホームの端に風力発電機1基(発電能力最大約1キロワット)を設置し、12月1日から運用を始める。同社が風力発電を試みるのは初めてという。同駅のホームの照明や駅事務所内の電力の補完として使う予定。
毎日新聞


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