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自作の4点、市に寄贈 高島で教室講師経験 神戸の女性画家
2008年11月16日
 国の重要文化的景観に選定されている、滋賀県高島市マキノ町の「海津・西浜・知内の水辺景観」を描き続ける神戸市灘区の画家日笠山真美さん(27)が高島市に自作4点を寄贈した。10月まで講師を務めたマキノ公民館スケッチ教室の受講生の作品とともにマキノ資料館で展示している。

 日笠山さんは1995年、小学6年のとき、阪神・淡路大震災で神戸市の自宅が被災、母の実家のマキノ町海津で半年、生活し小中学校に通った。その後、神戸文化短大デザイン科を卒業、神戸市内で個展を開くなど創作活動をしている。

 寄贈したのは、いずれも水彩画で縦13センチ、横18センチ。海津漁協旧倉庫、石積みと民家、春の祭りの風景を描いている。日笠山さんは「地域の人の生活と自然が昔からバランス良く残っている町並みなので素晴らしく魅力的に見える。作品が何かのお役に立てれば」と話している。展示は30日まで。火曜休館。入場無料。
京都新聞


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