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登山届、忘れずに 紅葉シーズン本格化
2008年11月9日
 紅葉シーズンが本格化し、県内を訪れる登山客が増える中、県警は登山届の積極的な提出を求めている。

 登山届は登山ルートの計画や装備品、連絡先などを記入し、遭難時の救助に役立てる書類。各登山道の入り口に備え付けてあり、必要事項を記し近くのポストに投函(とうかん)しておく。

 今年から県警のホームページに「インターネット登山箱」も開設され、出発前にネット上で書き込めるようになった。県警地域課は「準備段階で記入できるため、計画を見直すきっかけとしても役立つ」としている。

 昨年発生した遭難19件のうち、登山届を提出していたのは4件のみだった。「標高が低くても、山中では寒暖の差や気象の変化が激しく、危険なことが多い。安全意識を高め、装備を充実させてほしい」と呼び掛けている。
中日新聞


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