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西福寺で南北朝時代の地蔵菩薩像
2008年10月27日
 大津市八屋戸の西福寺所蔵の木造地蔵菩薩坐像(高さ約20センチ)が南北朝時代の作と判明し、大津市歴史博物館(同市御陵町)で保管することが決定、26日、同博物館への移設と代替の地蔵菩薩開眼法要が行われた。

 地蔵菩薩坐像は、以前から西福寺の本堂に安置されていたが、同博物館が昨年10月に調査。作風などから、平安から室町時代に活躍した「院派」の仏師の作品で、その中でも1350〜60年代に彫られたものと判明した。

 院派の仏像は同市の三井寺や延暦寺からも見つかっているが、西福寺のある旧志賀町の地域で見つかるのは珍しいという。西福寺の藤井即晋住職は「歴史博物館で永代保管してもらい、たくさんの方に見てもらいたい」と話している。
産経新聞


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