山登りを通じて健康づくりや交流を目指す「チャレンジ比良登山大会」(京都新聞社など主催)が28日、大津市の比良山系であった。参加者は、眼下の琵琶湖や周囲の山々など、雄大な自然を満喫した。
家族連れや登山愛好家ら約500人が参加。ふもとの3カ所から、打見山山頂のチェックポイントを目指す5−8キロの3コースと、比良げんき村(同市北小松)周辺を巡る5キロのコースで行われた。
標高1000メートルを超える山中は、下界より5度ほど低く、ひんやりした空気。走るような勢いのスピード重視派から、カメラを手にのんびり進む人まで、思い思いのペースでゴールを目指した。
守山市赤野井町の整体師三品正夫さん(57)は「大会には久しぶりに参加したが、比良山系はやはり面白い。風景も楽しく、気持ちいい」と満足げに話していた。 |