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フィナーレイベント始まる 高島 藤樹生誕400年祭
2008年9月27日
 滋賀県高島市内で3月から開催されてきた江戸初期の儒学者、中江藤樹の生誕400年祭のフィナーレイベントが、27日から2日間の日程で始まった。初日は、嚶鳴(おうめい)フォーラムin高島が市内のホテルで開かれ、市民ら約220人が話を聞いた。

 同祭実行委員会などの主催。テーマは「『良知』のまちづくり、人づくり、心そだてを目指して」。同フォーラムは、郷土が生んだ先人を地域づくりに生かしている全国12の市が集まり昨年から始まった。今回は11市の市長らが熱弁を振るった。高島市の海東英和市長は、藤樹が重要視していた書物「孝経」を読む催しや市内の小学生が3年生のとき志を立てる取り組みなどを紹介した。農政・思想家、二宮尊徳を生んだ小田原市の加藤憲一市長は、不安の広がりについて「全ての子どもたちには前向きにとらえる力がある」と充実した教育の必要性を強調した。

 最終日の28日は、藤樹心学フォーラムが高島市民会館で開かれる。
京都新聞


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