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「滋賀に住み続けたい」8割 県調査 住環境と自然、満足
2008年9月3日
 「滋賀県に住み続けたい」と考えている県民が77・8%と過去最高となったことが、県が実施した県政世論調査で分かった。県は「住環境と自然環境のバランスがとれていることが一因では」としている。

 「住み続けたい」との回答は、定住意向に関する質問が初めて設けられた1998年度に69・2%あり、その後、上昇傾向を示している。「住み続けたいと思わない」は3・0%で、98年度に比べると3・3ポイント下落した。

 背景には、住環境と自然環境の快適さがあるようだ。満足している県の施策を聞いたところ、「快適な生活環境」が33・3%に上り、27項目中で最も高かった。「自然環境の保全」も29・7%で4番目に高かった。

 一方、満足していない県の施策は「雇用・労働条件の創出」(35・8%)、「交通基盤や都市施設の整備」(35・6%)、「医療、介護などの提供体制の整備」(32・5%)で、身近な生活インフラに満足していないこともうかがわせる。

 強い定住志向が出た調査結果について、県広報課は「京阪神に近いという県の立地条件が、住み続けたいとの意向を促している」と分析している。

 調査は6月に県内在住の成人3000人を対象に実施し、59・5%にあたる1786人から回答を得た。
京都新聞


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