仲間とともに琵琶湖を泳いで渡る「びわ湖横断リレー水泳大会」が24日、滋賀県高島市安曇川町を出発点に行われた。10−60代の愛好家ら約60人が湖上で激しい波をかぶりながら、彦根市松原町までの約16キロコースを泳ぎ切った。
琵琶湖の雄大さを体感しながら、日ごろ鍛えた泳力を試そうと、トライアスロンチーム「シャークス」(草津市)などが毎夏催し、13回目。6人1組が30分交代で泳ぎ、湖上のごみを拾いながら対岸を目指すルールで、今年は滋賀、京都、大阪など県内外の10チームが参加した。
参加者らは午前8時に勢いよくスタート。泳者以外はチャーター船で待機し、出番が来るたびに飛び込んだ。
大会は「リトルマーメードビッグ龍鳳(ろんふぁん)」(京都市)が3時間40分47秒の大会新記録で優勝。チーム代表の医師上田亮さん(44)は「完泳するのが目的。ギブアップしなくてよかった」と喜んでいた。 |