| クラブ日本一へ闘志 社会人野球チーム・ＯＢＣ高島 |
| 2008年8月2日 |
| 滋賀県高島市を本拠地にする社会人野球チーム、ＯＢＣ高島が８日開幕の全日本クラブ野球選手権（山口県）に創部３年目で初出場する。「初戦で勝って勢いに乗りたい」とクラブチーム日本一を目指す。 出場権を懸けた４月の高砂大会（兵庫県）で、１回戦、ＮＯＭＯベースボールク（大阪）に３−１、準決勝は大和高田ク（奈良）に５−１、決勝は中山製鋼ク（大阪）に６−４で勝ち、初優勝した。 伊藤剛吏監督(43)が今春、選手獲得に力を入れ、即戦力として大学リーグで活躍した大卒選手１２人と力のある高卒選手４人の計１６人が入団した。レギュラーのうち、６人が新人だ。投手中心の守りの野球で、出塁率が高く俊足の選手が多い。若いチームだけに爆発力も秘める。エースは重森一儀投手(23)、４番には宮田佳外野手(22)が入る。 高島市内の企業や工場が選手の雇用に協力。選手たちは仕事を終え、午後６時半から３時間半、今津スタジアムなどで練習する。 主将で２年目の中村光佑内野手(23)は「優勝して日本選手権の出場権を得たい。どう貢献できるかだ」と気合を入れる。伊藤監督は「昨年までつながらなかった打線が線になった。初戦を乗り切れば自分たちの野球ができる」と自信を見せる。 |
| 京都新聞 |
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