大津市のコミュニティサイト「おおつSNS」で知り合ったメンバーが、携帯電話のカメラで撮った写真を市民から募集し、大津の観光PRに役立てたり、写真展を開こうと計画している。「多くの人に大津の良さを見つけてもらい、町をもっと好きになってほしい」と呼び掛ける。
子どもから大人まで多くの人に参加してもらおうと、気軽に使える携帯電話のカメラ機能に着目し、大津の文化や行事、自然、風景、味覚など様々なテーマの写真を募集しようと考えた。SNSを通じて賛同するメンバーが集まった。
撮影した写真には説明文をつけて9月末までに実行委員会のメールアドレスに送ってもらい、その後サイトに掲示し、投票で優秀作を選ぶ。市の施設だけでなく商店街なども展示会場にしたウォーキングギャラリーを開き、写真と音楽を融合させたコンサートも催す。大津の観光PRのためのポスターにも役立てる予定だ。
実行委代表の山口浩子さん(32)は「写真を通じて自分の知らなかった大津を発見し、交流のなかった人たちの間にもつながりが生まれてほしい」と話している。
問い合わせは実行委TEL077(592)2925。
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