| 本の貸し出し県内トップに 高島市の図書館 |
| 2008年6月21日 |
| 滋賀県高島市の市立図書館の本の貸し出しが２００７年度、市民１人当たり年間１６・２３冊と県内の市立図書館でトップになったことが分かった。 同市の図書総貸出数は０６年度、人口規模４万人以上６万人未満の市で２位だった。０７年度の全国集計はまだ発表されていないが、１５万冊増の８８万６０００冊と大幅に増えているため、市図書館では「おそらく同規模市の総貸出数が全国で一番になっていると思う。今後とも図書を充実させ、良い本を借りてもらえるように努めたい」と話している。 日本図書館協会が公表した０７年度の県内集計速報で分かった。高島市内には今津、安曇川など市立の６つの図書館（室）がある。 貸出数が増えた要因として週２日だった休館を０７年度から１日にしたことがある。さらに、毎月１回、保育所、小中学校など１４カ所へ巡回貸し出しも行っている。今年５月には、図書館で調べものをする活用講座を開くなど、活発に進める図書館利用促進の姿勢も寄与している。 市図書館では、「マキノなら桜、新旭なら川端（かばた）、朽木なら鯖街道の資料などを充実したい」としている。 |
| 京都新聞 |
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