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うるし蒔絵、83歳女性が初個展 高島、20年の作品一堂に
2008年6月19日
 滋賀県高島市安曇川町のギャラリー藤乃井で同市勝野、林美津子さん(83)の初の個展、「下手の横好き−うるし蒔絵(まきえ)」展が開かれている。すずり箱や小たんす、ついたて、おわんなど20点が展示されている。

 林さんは、琵琶湖の保全に取り組み、5月に解散した「びわ湖を守る水環境保全県民運動」県連絡会議の事務局長なども務めた経験がある。63歳から「何でもかじりたかった」と安曇川町内で催されている「うるし蒔絵教室」に毎月1回参加するようになった。それ以来、秋の美術展に出品する作品を毎年、一つずつ完成させてきた。

 うるし蒔絵を描くことで生活に潤いと安らぎを得て元気にこられた、という。林さんは「自分で満足のいくものをいつかは作りたい」と意欲は絶えない。22日まで。無料。
京都新聞


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